『カルチャーショックワード』



誰かのワルい噂
流すほどに退屈
アイデアをふりしぼって
そこから抜け出す

ブレインストリーミング
エスカレーション
全員で
したいな

駅前のビルの
屋上で
ビアガーデン
安全管理 徹底的に

誰かをイジメるのは
ささいな規制たちが
僕たちが持つべき自信を
無言で盗んでるからかも

お客様が
神様なんて
ムリがあるし
そして

本来ぜんぶ
もともと全て
物々交換
なんだし

周囲に迷惑を
かけるなと教えられた
他人の迷惑を
許容する器さえあれば

常識とは18才までに
身につけた偏見の
コレクションってアインシュタインが
言っていたらしい

バスの座席も
人の器も小さいまま
ママになりたい女性たちと
パパになれない僕たちのオープンさ

勇気たちは失われた
全てを笑いに変えてゆくなかで
肝心なことに目をそらしながら
肝心なことを忘れてく

どっちもどっち
すべてにおいて
どっちが悪いわけでもなく
どっちが良いわけでもない